2014/10/1 更新

ペットロスについて(2)

 皆さんは、ペットロスについてご存知でしょうか?誰かを亡くされた場合、そのことが原因で落ち込んだり悩んだりなど辛い生活を送ることになると思います。それは、ペットを亡くした方にも同様に起こる症状なのです。ペットロスは、飼い主さんや家族が喪失感に陥った状態のことを指します。ペットロスは、周りから見るとその症状から病気になってしまったと思われてしまいます。実際、ペットロスは病気ではないのです。このページではペットロスについてと、なぜペット葬儀が必要なのか、その必要性についてご紹介しています。

ペットロスを乗り越えるためには

 ペットロスの症状は「ペットロスについて(1)」でご説明した通りです。精神的にも肉体的にもさまざまな症状を引き起こしてしまいます。それだけ、死というのはその人の心に深い傷跡を残すのです。とはいえ、死を見つめてそれを乗り越えなければいけません。いつまでも落ち込んでいては、亡くなったペットも安心して天国に行くことができないでしょう。ペットロスに陥った人は、5つの段階を踏むといわれています。「否定」「交渉」「怒り」「受容」「解決」の段階を踏むことにより、ペットロスの症状は次第に軽くなっていくのです。次に5つの段階について、ご説明したいと思います。

・否定の段階

 まずは、否定の段階です。ペットロスというのは、ペットの死による精神的ショックから引き起こされるものです。実際、ペットが亡くなったときはその死を受け入れることができずに現実を否定します。つまり、ペットの死から目を背けようとするのです。この行動は、心理学的にも人間が精神的ショックから逃れるために自分を守るための自己防衛本能として起こる出来事です。そのため、仕方のない症状ではあります。誰かの死を受け入れるためには、時間が必要になります。人によってさまざまなのですが、この否定の段階は超えるためには長い人だと数日かかる人もいます。数ヶ月かかることは稀ですが、ペットの死を受け入れるためにもペット葬儀は必要な供養ではないでしょうか?

・交渉の段階

 交渉の段階とは、死という現実を直視してから飼い主さんが望むような結果を常に願う段階です。事故や病気で瀕死のペットを目の当たりすると、誰もが回復するように願ったり、死んだペットに対して生き返って欲しいと願ったりすることです。叶わない交渉を、主に神様や自分などに対して行います。

・怒りの段階

 怒りの段階は、ペットの死を誰かのせいにしたり誰かが悪いのだと思い込む時期です。これも心情的には仕方のないことなのですが、交渉の段階で願いが叶わなかったことに対して、誰かにその怒りをぶつけてしまうのです。対象としては、ペットを見てもらった獣医さんや家族、そして自分自身にまで及びます。自分自身を責めた場合、何故あの時こうしなかったのだろうという後悔の念にかられ、後にも引きずることが多いようです。

・受容の段階

 受容の段階は、怒りを超えてペットの死を受け入れようとする時期です。この時期になると精神的にも少しずつ落ち着いてきて、現実を受け入れるようになります。とはいえ、現実を受け入れたからといっても、ペットが亡くなったという悲しみが消えるわけではありません。逆に、その悲しみが消えることなく心に残ると、より深い傷を心につけることになってしまいます。一生続くというわけではなく、時間の経過と共に次第に和らいでいきます。ペット大国といわれるアメリカではペットロス経験者の話をもとに、ペットロスから立ち直るのには約10ヶ月ほどかかるという報告が発表されています。

・解決の段階

 全ての段階を乗り越えて、ペットとの思い出に区切りをつけるのがこの解決の段階です。ペットと共に過ごした日々を良い意味で捉えて、これからの生活のためにその思い出をバネにし、正常に心と体の健康を取り戻して、普段の生活を送れるようになります。悲しみが薄れていくことで、ペットに対して申し訳ないと感じてしまう飼い主さんもいるのですが、悪いことではないので気にする必要はありません。自分の中で気持ちの整理ができたわけですから、またこれから続く人生をペットのためにも続けることが大切です。ペットの死を経験した飼い主さんにとって、もうペットを飼いたいと思うことができなくなることがあります。
 確かに別れは悲しいことです。しかし、人間と比べてもペットの寿命は短いため、最後まで看取らなければならないのが、飼い主さんの役目だと思います。別れて悲しい気持ちになることを恐れるのではなく、共に過ごした日々でペットから与えられたものを大切にしようではありませんか。そうすれば、またきっとペットを飼うことができると思います。

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2015/4/9 更新

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